平成28年度 愛媛県・中央学術研修会のご報告

平成28年9月25日(日)午前10時より、愛媛県視聴覚福祉センター4階の和室において、主催(一社)愛媛県視覚障害者マッサージ師会「会長・楠 良一」、共催(公社)日本あん摩マッサージ指圧師会「会長・安田和正」による、平成28年度中央学術研修会が開催されました。

 

 

テーマ:各手技療法における基本手技の応用法について

講 師:愛媛県立松山盲学校理療科教諭 河野貞之先生

 

 

【午前の部・講義】

あん摩・マッサージ・指圧の特徴から、あん摩の基本手技の講義を丁寧にして戴きました。 軽擦法・揉捏法(ジュウネツホウ)・圧迫法は、リラックス効果と合わせて鎮痛効果などの作用があり、最も重要視される手技であります。 又、振顫法(シンセンホウ)・肓打法(コウダホウ)・曲手(キョクテ)は、リラックス効果とは逆に興奮作用があり、あん摩の手技の最後に用いる事を教えて戴きました。

 

 

【午後の部・実技指導】

午後より曲手を中心に実技講習をして戴きました。 かみなり手(カミナリテ)、柳手法(ヤナギデホウ)は学生時代に習って以来と言う声が多く、日頃用いられない手技であり、実技講習では受講生も苦戦をしていました。 ろとう(ロトウ)揉捏法・肘頭(チュウトウ)揉捏法は、実際の思っていた手技と異なっていたようで、熱心に手技を受けて又多くの質問等がありました。 研修の最後に盲学校の生徒は中途失明の者が多く、健康上の問題点などの現状を話して戴きました。

 

 

河野先生より実技指導を受けている会員

 

 

【学術研修会まとめ(野瀬部長)】

学生時代に手技の基本手順から効果までを取得したものの、実際には臨床場面で使われない手技も多く、「改めて学び実感したこと」で今後の治療に加えて見ようという声が会員からしばしば聞かれました。 改めて「基本」を問う、というものの大切さを学ばされた学術研修会でした。