第30回 九盲連あはき研修会開催のご報告

9月30日~10月1日、九州盲人会連合会(衛藤良憲会長)・特定非営利活動法人北九州市視覚障害者自立推進協会あいず(野村秀紀理事長)主催による、平成29年度第30回九盲連あはき研修会を開催し、九州各地から76名の関係者が参加した。

 
1日目の開会式では、九盲連・衛藤会長の挨拶の後、NPO法人あいずの野村理事長が歓迎の言葉を述べた。続いて、日本盲人会連合の竹下義樹会長にご祝辞をいただいた。いずれも、視覚障害を有するあはき師にとって厳しい情勢が続いているが、制度改革や権利を守る運動と並んで、知識・技術の向上が重要であること、研修会を継続し、一人でも多くの視覚障害者が受講することが望まれる旨の内容が含まれていた。

 

続く講演Ⅰでは、引き続き日盲連の竹下会長に、あはき業の現状と課題についてお話しいただいた。

 

講演Ⅱでは、医療マッサージ・機能回復訓練・運動療法の分野として、「林・ゆうきプログラムによる脊柱管狭窄症の運動療法」について、元福岡県立福岡高等視覚特別支援学校主幹教諭の緒方伸彦先生が、実技を交えてお話しされ、参加者がベッドを囲んで熱心に観察する姿が見られた。

 
1日目の講演終了後の担当者会議では、九州各地での無免許者対策や訴訟への対応などの情報交換を行い、その後開かれた懇親会では参加者がにぎやかに交流していた。

 
2日目の講演Ⅲは、医の倫理の分野で「多死社会を幸せにする仕事」をテーマに、長野市から愛和病院副院長の平方眞(ひらかたまこと)先生においでいただき、講演していただいた。

 
閉会式では、まず受講終了証授与を行い、九盲連の衛藤会長から終了証が受講者代表に手渡された。

 
次期開催地の福岡県盲人協会・池田会長のご挨拶をいただいた後、開催地のNPO法人あいず・野村理事長が閉会の挨拶を行い、二日間の研修会を終えた。